竹刀の手入れ

竹刀はもろいものです。使い方が悪かったりすると 一日で折れることもあります。では 竹刀はどのように 手入れしていけばいいのでしょうか?

竹刀の点検

竹刀が4本の竹から できていることは 先ほどもふれましたが では 竹刀を点検するのはどうしたらいいでしょう? 本当は 竹刀をばらいて するのがいいのですが いったんばらいてしまったら 組み立てられないわ!!というお母さんは まず 竹刀の 先の方の部分を ”グッ”と押してみてください。(写真1)そうすると 竹の側面が 見えるはずです。何回も 色んな角度から ”グッ”を繰り返し ささくれや折れの有無を 目を皿にして(笑)探してください。このとき ささくれがあると 木片が手に刺さることがあるので 気をつけて!
結武館のお母さんには竹刀を 最低2本 できれば3本用意するようにお願いしてありますので ”やってみよう!”と思う方は 完成品を 隣において ばらいてみてください。つるのはずし方は 写真2の通りです。

竹刀の手入れ

では ささくれ・折れを発見したらどうするか?残念ながら折れた竹はもう使えません。でも、小さなささくれなら、まだ大丈夫。 ささくれたところを ペーパー(何番とか決まってませんので 工作用とかいうのでいいと思います)か しないけずり もしくは割れたお茶碗やビール瓶のかけらでいいんですが それらでけずります。 指で触ってすべすべ〜〜と思ったら完成です。
そのあと ”ろう”を塗ります。間違っても 火をつけて たらさないで下さい。そんな怪しいことはしません(笑) 私は アロマ用の小さな ろうそくを 使っています。優しく シュ〜〜っと塗って下さい。 竹刀用の 油とかもありますが 私は 使ったことはありません。ただ、体育館を使って稽古をしている 部活などでは ろうが 床に落ちて他のクラブが危険だからと、禁止しているところも あるそうですので そこは 臨機応変に・・・
けずるものは ばらばらにして 組み立てられる方は 何でもいいですが ”グッ”とやるタイプの方?は ペーパーの方が やりやすいと思います。

写真1
”グっ”と

写真2
黄色いの(つる)
を解く